こんにちは!
スポーツ大好き管理人のスポ太郎です!
春のセンバツ甲子園2017(第89回)
32校が決定しましたね!
今大会の「21世紀枠」出場校って
どんな高校なんでしょうか?
選考理由も含め、
調べてみました。
■21世紀枠出場高校は?
21世紀枠の選考基準は、多角的に出場校が選ばれる
センバツ大会の特徴を生かし、
勝敗にはあまりこだわらず、高校野球の模範的な
姿を実践している学校を選んでいます。
そして今大会、見事選考をパスし
夢の甲子園行きの切符を手にした高校は
以下の3校になります。
●岩手県の「不来方(こずかた)」高校
春夏通じて初の甲子園出場
●岐阜県の「多治見高校」
春夏通じて初の甲子園出場
引用元:cdn.mainichi.jp/
●高知県の「中村高校」
40年ぶり2回目の出場
この3校、一体どんな高校なんでしょうか?
また選考理由についても
気になりますよね?
早速、見てみましょう!
■岩手県 不来方高校の選考理由は?
岩手県の「不来方高校」は、春夏通じて初めての甲子園出場です。
県立の高校です。
しかし不来方(こずかた)って読めますか?
難しいですね~(笑)
ちなみにこの不来方(こずかた)は、
現在の岩手県盛岡市を指し示す言葉だそうです。
所在地: 〒028-3615 岩手県紫波郡矢巾町南矢幅第9地割1−1
この不来方高校の野球部員はなんとわずか10人と言いますから
驚きですよね!(笑)
こんな状況の中、小山健人監督(29)は
普通にやっていては勝てないと、逆に開き直り、
「大人数ではできない事をやった方が面白い!」とばかりに
大きく発想を転換したそうです。
平日2時間、週末4~5時間の練習の大半を
ウエートトレーニングとバドミントンのシャトル打ちなどに費やすなど、
とにかく「打撃」に的を絞ったそうです。
割合的には「打撃9に守備1」
バッティングに特化した練習を大幅に増やし、
チーム力の向上を図ることで、
部員10人ながら、秋の岩手大会で準優勝を果たしました。
選考会では
「わずか10人でも夢の舞台に立てるチャンスを与えるべきだ」
という意見が出され、少子化が進む中、少人数で野球をしている学校へ
エールを送りたい・・・として選考されたということです。
また、「けがなどで部員の人数が欠けるリスクもある」と
承知したうえでの選考でもあった様です。
部員10人と聞いては、応援したくなりますよね‼(笑)
■岐阜県 多治見高校の選考理由は?
岐阜の多治見高校も春夏通じて初めての甲子園出場です。
こちらも県立の高校です
通称「多高(たこう)」。
学科は普通科のみで、生徒の大半が大学へと進む進学校。
国公立大学に3割近くの生徒が合格しています。
所在地: 〒507-0804 岐阜県多治見市坂上町9丁目141
多治見高校では2014年度から毎年1回、
地元、多治見市の小学生をグランドに招き、
野球部員たちが一対一で指導する「ふれあい野球教室」
を開催しています。
野球部は1946年創部。
昨秋は岐阜大会で優勝するなど成績は良いですが
取り巻く環境は厳しいものです。
進学校のため、平日の練習は午後6時まで。
市役所勤務の高木監督が退庁後すぐに駆け付けるも
参加できるのはたったの数十分。
グランドが狭いため、外野ノックすらできません。
また、多治見市といえば暑さで有名ですよね!
2007年には国内歴代2位の気温40・9度を記録しています。
夏場は選手の安全を考慮して屋外練習を断念することもあるそうです。
この厳しい環境の中、野球の普及活動にも積極的に取り組み、
地元での存在感は非常に大きいものになっています。
静岡で行われた去年秋の東海大会には、
保護者の他に地元の市民も合わせた500人の
大応援団が駆けつけています。
選考では「地域に根ざし、愛されている学校」
という点が決め手になったということです。
■高知県 中村高校の選考理由は?
高知の中村高校は40年ぶり2回目の出場です。
40年ぶりってすごいですね。
中村高校は清流として名高い四万十川の近くに位置する
県立の中高一貫の進学校です。
少子化が進む地域に位置しており
往復5時間以上かけて練習試合に向かうなど
決して恵まれた環境ではありません。
そんな困難な状況を克服し、秋の高知大会では
決勝で強豪の「明徳義塾」を破り、
見事、40年ぶりの優勝を果たしました!
所在地: 〒787-0003 高知県四万十市中村丸の内24
野球部員は現在16人。
全員が併設の中学から進学した一般入試組。
グラウンドは中学の野球部や他部と共用しており、
平日の放課後に使用できるのは週2回。
練習試合のために往復5時間以上かけて
高知市内に行くそうで、その時間はグローブの手入れや、
試合映像を見ることに充てているそうです。
地元の支援も厚く、OB選手などが練習前後のグラウンド整備や
土日のノッカーのために母校を訪れています。
自身もOBの横山真哉監督(54)は
「涙が出るほどありがたい」と感謝。
選考では、過疎化が進む地域にありながら、
強豪の明徳義塾高校を破って、
40年ぶりの優勝を果たした実力が
高く評価されたということです。
■まとめ
3校とも恵まれない環境の中、
とっても頑張っていますね。
やっぱりこういう事情を聴くと
応援してあげたくなっちゃいますよね!(笑)
まずは初戦突破!
是非とも夢の甲子園で1勝を挙げて欲しいですね。
頑張れ~~!!
センバツ甲子園21世紀枠とは?過去の出場高校や成績その決め方は?